他社で3名必要と言われましたが、本当に必要なんでしょうか?調査員が3名だと高額になるので…減らせませんか?でも失敗はしたくないし…、実際に調査員は何人必要なんでしょうか?
こういった疑問にお答えします!
例えば、探偵事務所から「5名で調査しますから安心してください」と言われて安心される方も多くいると思います。
でも、それはもしかしたら調査の成功率をさげることになり、無駄に料金ばかりかかっているとしたらどうでしょうか?成功率の上がる人数を、実際に16年間調査に関わって経験したものを元に、調査員の適切な人数について解説します。
浮気調査で必要な調査員の人数とは?
これから依頼を考えられてる方の中には、調査員の人数?浮気調査を依頼すれば人数とか関係なくプロなんだから成功するのでは?と思われてる方も多くおられるのではないでしょうか。
調査員の人数とは、浮気調査や素行調査などの尾行をおこなう場合に、調査員は何人体制で入るかということです。
でも中には調査員が多い方が成功するのでは?と質問をいただくこともありますが、調査内容によっては答えはNOとさせていただきます。
浮気調査で必要な人数
長く探偵業に携わって見てきた中では、一回の尾行調査に入るのは2名〜3名が平均的人数です。
ですので探偵事務所の料金表に(調査員2名〇〇〇〇〇円〜)と多く目にするのは、平均的な人数から料金を設定してあります。
料金にも影響する調査員数の決め方
基本的には、建物の出入口の数=調査員の人数または、移動手段=調査員の人数(例えば、徒歩移動後に出先から車に乗るなら2名)といった感じの考えで大丈夫だと思いますが、ただこれだとざっくりすぎますので、より調査を成功さすために、以下のようなことを聞いていきます。
- 対象者は車を使う(車のみか?歩きもあるのか?)
- 対象者は歩きのみ
- 対象者の普段の行動パターン(何時頃出るなど)
- あやしい日の行動パターン(何時頃出るなど)
- 平日があやしいのか?
- 休日があやしいのか?
- 対象者は内勤か外回りか?
- 仕事は直帰があるか?
- 浮気相手の情報があるか?
こういった対象者の情報を詳しくヒヤリングしていきながら対象者の動きを予測していきます、そして何人体制が1番適しているかを考えていきます。
これにより無駄な調査員を入れずに、調査に適した人数で調査をおこなうことが出来ます。
探偵事務所によってはお客様の話を聞く前に「〇名ですから安心して下さい」というとこもあるみたいですが、本来はお客様の話を聞かなければ、わからないことです。
例えば平日があやしい場合
平日の浮気調査は退勤後が比較的多く、その場合は勤務先の出入口の数などに合わせて調査員の配置を考えたり、対象者の移動手段などによって最適な体制を考えていきます。
確実に調査を成功さすためには、この調査員を何人体制にするのかの判断がとても大切になってきます。
今までにあった失敗例
人数を削減したために失敗
お客様は少しでも料金をおさえたいと思われる方が多く、そのため調査員の人数を削減したことにより尾行が継続できなくなる場合もあります。
これは探偵社が削減したことにより発生するリスクをちゃんと説明していないとも考えられるため、探偵社側のミスでもあるのかも知れません。
人数設定による失敗
情報により対象者が徒歩のため車の事は考えず1名体制で浮気調査をやり、対象者が浮気相手の車に乗られ追いかけられずといった失敗。
オプションの罠とミス
対象者が徒歩で移動するとの情報のもと、オプションである車両をつけなかったために、対象者が浮気相手の車に乗り込み尾行できなかったとよく聞きます。
依頼者の負担をなくすつもりがオプションのために逆に再調査になり負担が増えることになることが多いようです。
人数が多すぎ警戒を与えてしまった
調査を多人数でおこなったため、周辺住民や関係者へ警戒を与えてしまい、張り込みしづらくなり、調査の継続が困難になる、または対象者へ伝わり発覚することもある。
※これらは例ですが、調査員を何人体制にするかを誤るとミスに繋がり、逆に再調査をやり料金が倍になることもあるので、最適な体制で入り成功率を上げることが大切です。
調査員が多ければいいものでもない
あまり情報を聞かないのに「当社は何人で入るから安心してください」と答えられ、2人で十分な調査であったが5名で調査を依頼したことにより高額になるケースがありますが、探偵社としっかりと話し合い適切な調査員の人数を決めていってください。
調査員の必要人数について
調査員は何人体制がよいかの判断は、やはりお客様の話を詳しく聞く必要があり、あまり聞きもせずに多人数を勧めるのは依頼者のためになっていないように思います。
やはりお客様との話し合いからよい判断が出来、成功率を上げるのが結果的に調査費用を抑えることに繋がっていきます。これから依頼される方は調査のことや料金のことは探偵社としっかりと話し合うことを勧めます。