前回はGPSの使い方について書きましたが、今回はGPSを使用した場合と浮気調査を依頼した場合のメリット・デメリットについてご説明します。
また本文の最後に、実際にGPSを使った浮気調査の参考事例もご紹介します。
GPS浮気調査とは?
GPS調査とはGPS機器を使用し、特定の対象者の位置をパソコンや携帯電話(スマートフォンなど)で確認するものです。GPSの使用用途は、対象となる車に取り付ける機器になります。 (GPSの入手方法や使用方法については『GPSの正しい利用方法』を参考にしてください。 )
※特定の対象者とは(夫や妻、彼氏や彼女、勤務中の従業員等)のことで、まったく知らない第三者には取付は出来ません。
実際に浮気調査をした場合
メリット
やはり浮気調査を実施した場合のメリットは、調査をおこなうことにより、浮気相手と接触すれば証拠が撮れるということです。中には調査初日にラブホテルへ行き浮気の証拠が撮れるということもあり、場合によってはわずか数日で浮気の証拠を手に入れることができます。
デメリット
デメリットとしては、プロの調査員が直接調査をおこなうため、それなりに費用がかかてくることです。調査内容や日数などによっては多額の費用がかかる場合もあり、相談者にとっては大きな負担になります。
GPSを使用した浮気調査の場合
メリット
GPSを使ったメリットは、比較的低価格な費用で調査を行えることです。また対象者に警戒を与えずに位置を特定できることもあります。また、ある程度の対象者の行動パターンがわかってから、浮気調査がやりやすくなるというメリットもあります。
デメリット
デメリットは車両にのみしか取り付けができなくて、また実際に目で確認できませんので浮気の証拠としては使用できないことです。またGPSの検索誤差などによっては、詳しく位置を特定できないこともあります。
GPS調査はこんな方に
- パートナーが帰ってこなくなった
- パートナーの行動パターンが読めない
- 調査までは必要がなく行動がわかればよい
たまにしか帰ってこない対象者や、パターンが全く読めない対象者、実際の調査までは必要がないけど行動だけわかればよいという方には向いています。
GPS調査に向かない人
- 早く結果を知りたい
- 対象者が車を使わない
GPSはある程度の日数を見ないと対象者の動きが把握できないため、1日も早く浮気の証拠が欲しい人には向かないのではないでしょうか。
GPSで浮気調査の費用を抑える
浮気の証拠が欲しいけど、費用がかけられない方で、車を使う対象者の場合は、ある程度の期間を監視することによって、浮気調査の費用を抑えられることができる場合があります。
またある程度の監視で、あやしい場所や時間がわかれば、ピンポイントで調査することも可能になることがあります。
実際にGPSを使った事例
月に数回しか返ってこない夫の行動確認
ご主人の帰宅を待ちGPSの取付をおこなった。ご主人は自宅に停まると、次の朝に出てまっすぐ出勤した。退勤時間からGPSの監視を再開すると、会社を出た後に横浜市〇〇区〇〇町に停車した。
退勤後に停止した場所からは朝まで動かなかった、その後1週間のGPSでの監視でご主人は、退勤後に同じ場所で停止していたため、事前に調査員が確認したところ、その場所はコインパーキングであったことが判明した。
事前調査でパーキングに停止していることが判明していたため、浮気調査当日はご主人の退勤時間に合わせてパーキングから浮気調査を開始することになった、開始後少しするとご主人の車がパーキングに停まり、降りてきたご主人は一人で近くのアパートに入っていった。後日の調査でそこは同僚女性の自宅であった。
夜遊びが増えた息子の行動を監視
20代前半の息子が夜遊びするようになり、帰ってこない日が増えたため心配になりGPSを取り付けることになった。1週間息子の車をGPSにて行動を把握したところ、友達の自宅に入り浸っている様子が確認できた。
外回りの従業員の行動調査
某企業からのご依頼で、ある営業社員が日報と違う動きをしているのではないかと他の社員からの報告によりGPSで監視することになった。社員ということもあり就業時間内の社用車の動きを2週間監視した、結果は営業日報とは違う動きをしていたことが判明したため、実際に尾行し証拠撮影に移行した。
まとめ
GPSは大変便利な機材ですが、GPSに期待しすぎずに調査方法の一つとしての選択に入れるのがよいでしょう。実際にご利用になられる方はプロの探偵にしっかりと相談してからGPSが利用するのか、浮気調査を実施するのか決めていく方がよいと思います。