養育費の未払いに関連した調査

離婚後の養育費の不払いは、全体の80パーセントを上回るようです。当事務所でも、仕事を辞めたから養育費を払えないと言われ本当かどうか確認したい方や、所在がわからなくなり養育費が支払われなくなったなど、養育費が未払いのため差し押さえするのに勤務先を調べたいなど、養育費に関わる調査を行うことも多くあります。

養育費とは

養育費は基本的に、子どもが成人して大人として自立できるという年齢までに必要な費用を、子どもを養育しない他方の親が支払うものであり、養育費はお互いが離婚後結婚をしているか否かに関わらず請求することが出来る。養育費は親が子供を育てる費用とみなされるので、養育費の所有権は子どもを養育する親にあります。また父親が子供を養育する場合は母親に請求することが出来きます。

養育費の金額について

養育費の金額は、親の生活水準によって異なり、民法752条生活保持義務により子供は従来の生活水準を維持するのにかかる費用を求める事ができる。(東京家庭裁判所にある「養育費・婚姻費用算定表」を参考にしてください。)

民法752条 「生活保持義務」

夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。これは、夫婦関の協力、扶助義務や未成熟子を親が看護、教育する時の扶養義務であり、夫婦や親子に必要な扶養であり、自分と同等の生活を保障するものです。

養育費の未払い~「履行勧告、履行命令」

離婚時に調停や審判、裁判などで養育費の支払いを決めたにかかわらず、養育費が未払いの場合は家庭裁判所から支払うように勧告してもらったり、支払うように命令してもらうことが出来ます。

これでもやはり強制力は弱い為、離婚時に調停などで取り決めた場合や公正証書を取り交わしたりしている場合は、強制執行することにより、養育費を確保することになります。

養育費に関連した調査例

仕事を辞めたから養育費を払えない

突然、元夫から「仕事を辞めたから養育費を払えなくなった」と連絡があり養育費が支払われなくなった。

でも知人に聞いたところでは元夫は仕事をしているようなので、それならと弁護士事務所を通してご相談に来られました。

相談の結果、以下の内容の調査を実施

  1. 仕事をしているなら勤務先の確認
  2. 仕事をしているなら出勤している日数
  3. 仕事中の元夫の姿の撮影

調査結果は、ご依頼者が想像していたとおり仕事はしていて、その職場へは平日の8時間から夕方勤務していることが判明しました。

また元夫は退勤後にパチンコ店にほぼ毎日出入りしていることもわかったため、その後はご依頼されている弁護士事務所を通して手続きを進められました。

養育費の未払いにより元夫の勤務先を知りたい

元夫からの養育費が支払われなくなり、勤務先が変わっていたため勤務先判明の調査をおこないました。この場合は自宅がわかっているため、調査当日は元夫の職歴などを参考に早朝より調査を開始しました。全職と同様に元夫は6時前後に自宅を出るとバスと電車を乗り継ぎ新しい勤務先に出勤をしたので、調査は数時間で終了としました。

今回の調査で、元夫の職場の他に同棲している女性がいることがわかりました。推測ですが新しい女性ができたため養育費が未払いになったのではないでしょうか?その後は手続きをされ今現在は養育費は支払われている様です。

養育費についてのまとめ

離婚後の養育日の未払いは非常に多いようです、探偵社として養育費に関連する調査に関わる機会も多いですので、もしお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

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